危険な生き物に注意!

クワガタ採集時のマナーの次は、最後に危険な生き物のお話です。
最悪の場合死にます。十分注意が必要です。
クワガタ採集に行ってポックリ・・・なんて笑い話にもならないですね。

スズメバチ

クワガタ採集で必ずと言っていいほど見かけるのはスズメバチでしょう。
刺されると最悪の場合ショック死します
よくクワガタ採集をしている方は追いかけられた記憶があるのでは? 羽音が聞こえて、ビビるのは私だけではないはずです。 カナブンが飛んでいただけだったりする時もありますが、注意するにこしたことは無いです。
目の前にクワガタがいて、隣にスズメバチが・・・ということもよくある話です。無謀にもスズメバチを無視してクワガタを捕まえるなんて思わない事です。
スズメバチが離れるのを待つか、諦めましょう。
死ぬよりマシでしょう?

スズメバチが目の前でホバリング(その場に留まるように飛ぶ)し、歯をカチカチ言わせるという行動があります。もしそんな場面に出くわしたら、一目散にその場から離れましょう
スズメバチがそういう行動を取る場合、近くにスズメバチの巣がある可能性が高いです。
「それ以上足を踏み入れるなら、容赦しない」って事です。踏み入れたが最後、巣から一斉にスズメバチが飛び出し攻撃をしかけます。文字通り蜂の巣にされてしまいますよ!

万が一刺されてしまった場合、何度も攻撃してくる可能性が高いので、その場からすぐに離れましょう。
毒を吸い出す器具がある場合はそれを使用し、すぐに病院へ行ってください

マムシ

次に蛇のマムシです。こちらも噛まれると最悪の場合は死に至ります
縦にシマ模様のあるシマヘビも良く見かけますがこちらは噛まれても無毒です。
マムシの特徴として、頭の形が三角で、茶色い体に黒っぽい楕円の紋が入っています
スズメバチよりも攻撃性は低いので、近づかなければ襲ってくる事はないですが、草むらを歩いていて知らない間に足元にマムシがいたということもあります。長ズボンと長靴で防御力を高めておきましょう。スズメバチ同様、噛まれたらすぐに病院へ行ってください

口で毒を吸い出すという措置が知られていますが、口の中に傷や虫歯がある場合、そこから毒が進入することがあるそうなので口での吸引はやめておきましょう。
腕を噛まれたときは脇の辺りを軽く縛る、足の場合は太ももの付け根辺りを軽く縛ると毒の回りが遅くなるとか。とりあえず、噛まれたら病院に直行しましょう。

その他危険な生き物

その他には、アブムカデ毛虫も刺します。刺されても死ぬ事はないと思いますが相当腫れます。
木の穴を覗くと大きなムカデがコンニチワということも有り得ますので十分注意が必要です。
植物でも、ウルシなんかは知らない間に触ってしまい、かぶれてパンパンになるということもあります。

草むらのウルシ
草むらを歩くときはウルシに注意
ウルシの葉
葉っぱに特徴があります


以上、クワガタ採集には結構な危険が伴います。山に採集に行き、足元を滑らせて転げ落ち、身動きが取れなくなるといった事もあるかもしれません。
クワガタ採集に行く場合は数人で行った方がいいでしょう
1人では助けも呼べない可能性もあります。
また、小さいお子さんが行かれる場合は必ず大人が同伴するようにしましょう

狙いのクワガタを決める >> 採集時の服装と道具 >> 採集のマナー >> 危険な生き物に注意

スポンサードリンク

ネットで購入できるクワガタ関連商品


蜂や毒虫などに刺された際に、傷口から毒を吸い出す道具です。応急処置の為に用意しておくといいでしょう。スズメバチなどの猛毒の虫の場合は、使用後すぐに病院へ行きましょう。
草むらや林には蚊や毒虫がつきものです
刺されたくない時は虫除けスプレーも持参しましょう。

国産クワガタ採集に行く前に一覧へ国産クワガタが好き!トップページへ