国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2011年7月29日

国産クワガタ飼育日記 2011/7/29 コクワガタ・ヒラタクワガタの産卵セット

先日ノコギリクワガタの♂(約60mm)が1匹、木の上で死んでいました・・・事故という感じはなく、木の上に綺麗に止まっていたので生きていると思っていたのですが・・・一夏で寿命を迎えるクワガタは少し寂しいですね。土に埋めてあげました。

さて、今回は採集したコクワガタヒラタクワガタ産卵セットを組んでいきます。
どちらのメスも野外採集で、後食も確認済みのため野外のオスと交尾済みの可能性があります。
ペアリングしなくても大丈夫だとは思いますが、念のためオスも産卵セットの中に投入しておきましょう。
コクワガタは産卵数を抑える為、小ケースに小さめの産卵木を1本設置。
ヒラタクワガタは産卵数をできるだけ稼ぎたいので、中ケースに太めの産卵木を2本設置します。
コクワガタ・ヒラタクワガタともに材産みタイプの産卵セットで組みましょう。

加水した産卵木
1.加水した産卵木
皮を剥きます
2.皮をむきむき
産卵木を水で綺麗に洗って
3.産卵木を水で綺麗に洗って
マットを敷いたケースに設置
4.マットを敷いたケースに設置
上からマットを追加
5.産卵木を埋めるようにマットを
エサ場と産卵木の皮をセットして出来上がり
6.エサ場と産卵木の皮をセット


これで約1ヶ月間様子を見ます。
一方前回セットしたノコギリクワガタの産卵セット。どうなったかと言うと・・・

ノコギリクワガタの卵
ノコギリクワガタの卵発見!
蛹室を作っている感じ
5月に採集した幼虫が蛹室作り?


ちゃんと卵を産んでくれました!!
産卵数の調整の為、この卵が孵化した頃を見計らってノコギリクワガタのメスを取り出し、
割り出しをしてみましょう。

一方、5月に材割採集で採集した幼虫が1匹、蛹になるための部屋(蛹室)を作っている模様。
周りのマットの色が少し違いますよね。
蛹室を作る際は、幼虫の糞で部屋を固めるのでこうなる事が多いです。
この時期に羽化するとなると、8月後半あたりでしょうか。夏の終わり頃に羽化するクワガタは、
蛹室の中で来年まで休眠して、活動し始める可能性があります。
何クワガタか楽しみですね。

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