国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2011年8月26日

国産クワガタ飼育日記 2011/8/26 ミヤマクワガタのペアリング開始

久しぶりの日記更新な気がします。採集は何度か行っていたのですが、天気にも悩まされ全くといっていいほど採れずに途方にくれています。
特にミヤマクワガタの♀が採集したかったのですが、以前に採集したミヤマクワガタの♂の寿命も考慮し、市内のクワガタショップへ出かけて京都産のミヤマクワガタ♀を購入して来ました。
本当は亀岡産のミヤマクワガタ♀とペアリングさせたかったのですが、そうも言っていられない状況にならないうちに、保険としてペアリングさせておきます。
亀岡産が採集できたら亀岡産同士でもペアリングさせる事にしましょう。
店の人にできるだけ大きな♀をお願いして37mmと39mmのミヤマクワガタ♀を購入しました。
(京都府井手町産1匹800円。調べてみると京都府と奈良県との境あたりの産地?)

ついでに今まで定規で適当に体長を測っていましたが、amazonでデジタルノギスが安かったので購入し正確な体長を測ります。
73mmくらいだー!と騒いでいたミヤマクワガタ♂。少し見にくいですが

ミヤマクワガタ♂70mm
70mmちょっとでした
大きい方もミヤマクワガタ♀は39mm
39mmちょっとのミヤマクワガタ♀
ミヤマクワガタのメス。黒くてツヤのある体ですがアゴに特徴があります
アゴが他のメスに比べ特徴があります
ミヤマクワガタのメス。胸やお腹を見ると一目瞭然
お腹を見ると一目瞭然。


やはりノギスで正確な体長を測ったほうがいいですね。3mmも違った・・・
しかし70mm越えはなかなかいないので全然OKです。

ミヤマクワガタは性格が荒い部類なので、下手をするとメスを殺してしまう可能性があります。
ヒラタクワガタよりは力が弱いので(試しに挟まれて見ましたが、血が出るほどではない)、まだマシだと個人的には思っているのですが、あまりにメスを攻撃する場合は一旦離して飼育し、しばらくしてから再度同じケースに入れて様子を見るようにしましょう。
どうしてもペアリングできない場合、メスがすでに交尾済みで拒否している・もしくは成熟していない。ということが考えられるので、最悪の場合は他のメスとペアリングさせた方がいいでしょう。

では早速ペアリング。とりあえず大きい方のメス(39mm)をオスの前においてみると・・・
いきなり挟まれてました。
これはイカン・・・という事で、今度は小さい方のメス(37mm)をオスの目の前へ・・・
お?? どうやらお互い気に入ったご様子ですね。この後すぐに交尾の体勢へ。
ハンドペアリングに近いやり方でしたが、こういう風にすぐに交尾を確認できるとメスが危険に晒される可能性は減るのである程度は安心です。
喧嘩する雰囲気でもなかったので、3日ほど同居させ、メスはマット産み用産卵セットへ。
メスを取り出す時も、オスが上に乗っていたので交尾は成功している事でしょう。

イチャイチャするミヤマクワガタペア
イチャイチャ
クーラーボックスに入れて保冷
クーラーボックスに入れて保冷!


問題は産卵してくれるかどうかです。
ミヤマクワガタは標高の高いところに多く見られるクワガタで、温度管理が必要となってきます。
特に産卵の際は25℃以下でないと産卵しないということが知られています。
ということで、ホームセンターでクーラーボックス(容量50リットル)を購入し、凍らせたペットボトル(900ml)を入れてどのくらいの温度になるか試してみた所、16度~20度前後で1日もつ事が判明。
この温度計も正確か怪しいですが・・・もう少し涼しくなるまでの辛抱です。

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