国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2013年4月23日
国産クワガタ飼育日記 2013/4/23 オオクワ♀羽化不全で死亡
こんにちは。先日、オオクワガタの♀が羽を広げられないまま羽化不全を起こしてしまい、応急処置をしましたが残念ながら死亡してしまいました。
うつ伏せで羽化は始まっていましたが、羽が伸びかかっているのにも関わらず背中が全く割れていない状態で発見。以前仰向けで羽化不全を起こしたコクワガタ♂と同じような状態です。
このままでは死亡すると判断し、蛹の皮を慎重にめくって手助けしましたが3日後死亡してしまいました。
死因はおそらく内側の羽(後翅)からの体液流出による死亡だと思われます。
アロンアルファで止血していましたが出血量が多すぎたのでしょう・・・
羽パカでも色付き始めていた為、少し安心していたのですが残念な結果になってしまいました。
この間の蛹を含め2匹を羽化不全・・・個人的には多い方だと思っています。
軽度の羽化不全は何度も経験があり、飼育も問題ないのですが、重度だとどうする事もできない場合が多いですね。
クワガタの体液は酸化すると黒く変色するみたいでティッシュに墨をこぼしたみたい・・・
普段、昆虫の体液を酸化させる経験なんてないので勉強になりましたが、助けてあげたかった・・・
ノコギリクワガタ幼虫も蛹化のスイッチが入り、これで目視できる個体は全て蛹化できました。
羽化も続々と始まっています。
人工蛹室に移したオオクワガタ♂の羽化をWebカメラで撮影。youtube・ニコニコ動画にupしました。
以前購入したスポンジでは少し長さが足りないようだったので、今回は余っていたスタイロフォームを2重にし、削ったところにティッシュや新聞紙でカバーして人工蛹室を製作しました。
体長は65mm前後といった所。
寝返りが上手な個体だったので、仰向けからうつ伏せへの寝返りを1発で成功させています。
以前より画質は上がっていると思うので、時間がある方はどうぞ。
露天掘りにしていたオオクワガタも1匹羽化していました。
こちらもシワも無く綺麗に羽化できたようです。
ゴールデンウィークあたりには他のクワガタ達も羽化してくる事でしょう。
無事に羽化する事を願っております。
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