クワガタの飼育方法(道具を揃える)
クワガタの飼育道具を揃える
クワガタの成虫を飼育するときは、クワガタの種類による違いはほとんどありません。
使用する道具は主に以下の通りです。
・飼育ケース
ホームセンターなどで売られている一般的なものでOKです。
観察しなくてもいいというなら、透明な飼育用ケースでなくても全く問題ありません。
沢山のクワガタを1つのケースで飼うと、エサの取り合いなどで死んでしまう場合があるので、あまりオススメしません。
どうしても沢山のクワガタを1つのケースで飼育したい場合は大きい飼育ケースを買いましょう。
また100円ショップで売られている飼育容器でも、コバエ対策さえすれば十分使えます。
実際100円ショップのミニ飼育ケースは良く使用しています。
・飼育マット
クワガタ用とカブトムシ用が分かれている飼育マットがありますが、成虫を飼育するならどちらでもOKです。
私は粒が細かいカブトムシ用を多めにして、クワガタ用マットと混ぜて使っています。
こちらも100円ショップで売られている飼育マットがあります。
成虫を飼育するなら問題ないとは思いますが、個人的にはあまり使いません。
・のぼり木・エサ皿
産卵木とは別なので注意しましょう。どちらか1つでも構いません。クワガタの転倒防止や、エサ場として使います。少し太めのものを選んだ方がクワガタがその下に身を隠しやすいのでオススメです。
こちらも特にこだわりがなければ100円ショップのものでも十分使えます。
・昆虫用ゼリー・昆虫用樹液
どちらでも構いませんが、昆虫用ゼリーの方が衛生的にも良いでしょう。樹液状のエサは掃除が大変で、清潔にしないとダニや小バエがすぐに沸いてしまいます。昆虫用ゼリーは種類がたくさん売られていますが、現在売られている昆虫用のエサは栄養価が高いのでどれでもいいと思います。
ただ、100円ショップで販売されているゼリー・樹液は個人的にはあまりオススメしません。
1度購入しましたが水分量も多く感じ、クワガタもあまり食べようとはしませんでした。
最低でもホームセンターで売られているものをオススメします。
また、果物を与えるのはやめておいた方がいいでしょう。
果物にもよりますがスイカは水分も多く、栄養面でもどうかと思います。
バナナやリンゴは水分量が少ないので問題ないとは思いますが、個人的には与えません。
産卵をさせる場合は、ちょっとリッチな高タンパクゼリーをメスに食べさせてあげましょう。
(バナナはタンパク質摂取のため、産卵前のメスに与える方も見かけます。)
・霧吹きなど加湿する道具
クワガタも水分は大事です。飼育マットがカラカラにならないようにある程度湿っている必要があります。暑い日は1日1度は加湿したいですね。
・その他、個人的オススメ
私は熱帯魚用の面白い形をした流木をのぼり木の代用として使っています。
大型で熱帯魚を扱っているホームセンターであれば流木を販売している事があるので見てみましょう。
隙間が多いものや、下に隠れやすいスペースのあるものを選ぶといいでしょう。
使用する場合は、1日水につけてアク抜きをし、乾燥させてから使いましょう。
また、枯葉や産卵木の皮もマットの上に置くと、隠れ家や転倒防止として使えます。
産卵木の皮を使う場合、1日天日干ししてダニなどの害虫を駆除してから使いましょう。
クワガタの飼育道具を揃えたら、次に飼育道具をセットしていきましょう。
クワガタの飼育道具を揃える >> 飼育道具をセット >> 管理の仕方 >> ダニ・小バエ対策
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