クワガタの住む木を探そう

まずはじめに、クワガタ採集をするためにはクワガタの住む木を探さないといけません。
クワガタってどんな木にいるんでしょう? 近くに山なんてないからクワガタなんていないよ・・・
と思っている方いませんか? 本当にいないですかね?
小さい頃にドングリを拾った記憶はありませんか?
記憶があるならまだ諦めるのは早いかもしれませんよ!
また、これらの木があっても樹液が出ているかが重要となります。

クヌギ

クワガタの集まる有名な木といえば、このクヌギが出てくると思います。
シイタケ栽培や、炭を作る際に良く使われる木です。コナラも有名ですが、私の近くではクヌギが多いですね。小さい頃に拾ったドングリはこれらの木から取れます。
クヌギは丸いドングリコナラは細長いドングリです。

私の家は山から距離がある為、ポイントは川の堤防沿いや田んぼのあぜ道、田んぼに水を引く時に使われる用水路の近くで良く見かけます。
葉はギザギザ、木の皮が縦に割れ目があると、大体このクヌギです。
コナラとクヌギの特徴は似ていますが、分かりやすい所で言うとクヌギの葉はやや細長いのに比べ、コナラの葉はタマゴのような楕円形です。

近くで農作業をしている方がいる場合は「ちょっとクワガタ採らしてもらっていいですか?」と一言いうと大体の方は快諾してくれます。
コミュニケーションも取れて、さらにポイントを教えてくれたりするかもです。
山が近い場合は山道沿い、あとは何故かお墓の近くに立派なクヌギがあったりします。
山の中にもありますが、その山を所有している方に許可を頂くのがマナーでしょう。


5月初旬頃のクヌギの木と若葉。枝が切られていますが、青々と茂って樹液が出る頃が楽しみです。

アキニレ

続いてアキニレの木。以前はブナと紹介していましたが、お友達から「これアキニレじゃね?」と言われて、再度調べなおした所、アキニレと判明しました。
特徴として、樹皮はクヌギのように縦に割れている感じはなく、ねずみ色をしており、樹皮がウロコのようで、ポロポロと剥がれ易いです。葉はギザギザしていてやや光沢がある感じです。
樹液は枝からにじみ出るような感じで、所々に出ています。
川の側に生えている事が多く、湿気の多い場所を好むヒラタクワガタが良く採集できます。


(良く見ると左上の写真。カマキリが写っていますね)

ヤナギ

良くクワガタを採集する方はご存知、大きな川の側に良くあります。クヌギの木とは違い自然のヤナギの場合、枝の細いものが多い気がします。こんなヒョロヒョロでも集まるのか?と思う方もいるかもしれませんが、集まります。バーベキューや魚釣りの帰りにでも探してみてはいかがでしょうか?


ヤナギの葉っぱは長細い形をしています。右の写真の穴のあたりから樹液が染み出してきます。

クワガタの採れる木は鼻でも探せ!!

周りを見渡してもそれらしい木がない・・・そういう時には樹液の匂いがしないか確認しながら林の中を歩いてみるのもいいかもしれません。樹液には独特の匂いがあり、その匂いで虫達も集まってきます。
果物とお酒を混ぜて匂いで虫をおびき寄せるトラップもあるくらいですからね。

慣れるまで分かりにくいかもしれませんが、一度樹液の出ている木の匂いを覚えておけば以外と見つかったりしますよ。 私も一度、川の堤防を自転車で走っている途中に一瞬だけ樹液の匂いがした為、確認しにいくとポイント発見!なんて事もありました。

その他にも紹介したいのですが、私自身上記のポイントくらいしか採集した事がなく画像も不足している為、随時採集できた木々を分かりやすく紹介していく予定です。

スポンサードリンク


国産クワガタが好き!トップページへ