国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2011年8月16日

国産クワガタ飼育日記 2011/8/16 ノコギリクワガタの産卵セットを割り出し

ノコギリクワガタの産卵セットを組んで、約1ヶ月が経過しました。
安全確保のため容器に移していたノコギリクワガタの卵も無事に孵化し、元気にマットを食べ始めたので、今回はノコギリクワガタの産卵セットの割り出し作業を行います。

孵化したノコギリクワガタの幼虫
ノコギリクワガタの幼虫が無事孵化
1円玉とノコギリクワガタ幼虫の比較
1円玉で大きさ比較


一応産卵数の調整を行っていたので、5,6匹くらいを予想しながら割り出し作業に入ります。
割り出す前に、容器にマットを詰めて受け入れ準備万端にしてから割り出し作業を行いましょう。
ノコギリクワガタはマット産み用の産卵セットを組んだので、新聞紙の上にマットをぶちまけて地道に探していくことにします。

新聞紙の上にマットを移します
新聞紙の上にマットをダバーっと
産卵木に食痕がありました
早速産卵木に食痕を発見!
木の屑が盛られて分かり易い食痕
ここにも食痕がありますね
産卵木をペンチを使って少しずつ割ります
ペンチを使って少しずつ割ります


早速産卵木に食痕がありました。結構適当に産卵セットを組んでしまったので不安でしたが、ちゃんと産卵してくれたようです。
マットにもいないか見てみましたが、分かりにくすぎて途中で諦めました・・・
とりあえず、産卵木を割っていきましょう。
柔らかい部分は手で、硬い部分はペンチなどを使って少しずつ割り出します。
まだ孵化して間もない幼虫の場合、産卵木の奥までは食べ進んでいないので表面を全体的に探すと効率よく見つけられます。食痕のあった場所を慎重に割っていくと・・・

ノコギリクワガタの幼虫が姿を現しました
ノコギリクワガタの幼虫いたよー
産卵木に産み付けられた卵
こちらはまだ卵。もうすぐ孵化しそう


ほらいたいた!幼虫が食べた木の屑は大事にとっておき、容器に詰めたマットに穴を開けて、幼虫を入れる前に、この木の屑を入れてあげます。
まだ卵であった場合、生まれるまでそのままという形でもいいですが、改めて割り出すのも面倒な人は卵を取り出し、前回の日記で書いたように容器に詰めたマットに穴を開け、そこに避難させてあげましょう。幼虫や卵を取り出す場合は傷つけないように十分注意してください。

なかなか幼虫が出てこない場合は、産卵木の破片を口元に持っていくと幼虫が噛み付きます。噛み付いた時にゆっくりと引っ張ってあげるとスポッと取れますよ。

産卵木の表面を一通り割り出し、ノコギリクワガタ幼虫6匹と卵1つを割り出しました。

見逃している幼虫や卵がある場合もありますので、割った産卵木とマットを同じケースに入れ、1ヶ月ほど放置しましょう。1ヶ月後、改めて見逃した幼虫がいないか探します。この頃にはある程度の大きさになっているので見つけやすくなります。

一方、5月に採集した幼虫の様子は・・・

コクワガタの蛹
良いのサイズのコクワガタになりそう
何クワガタか不明な蛹
これもコクワ・・・ガタ??


左の画像、なかなかのサイズのコクワガタになりそうですね。蛹になりたては半透明ですごく綺麗です。
そして右の画像。これも大きなコクワ・・・ガタ??
左の画像と比べて見てください。コクワにしては内歯の角度がしっかりしすぎな気が・・・
ヒラタクワガタの場合はこのサイズ(約45mm~50mm)ならばアゴに小さなギザギザが付くでしょうし、内歯の位置がもう少し付け根にあります。
ん~??なにクワガタだコレ・・・

まさか・・・。いやまさか・・・ねぇ・・・

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