国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2012年6月10日

国産クワガタ飼育日記 2012/6/10 コクワガタ羽化不全・ノコギリを人工蛹室へ

そろそろ梅雨の季節になり、ジメジメとした日が増えてきました。
今年羽化するはずだったコクワガタ♂が手の施しようがなく羽化不全の為に死亡・・・
綺麗な蛹室を作っていたので大丈夫だと思っていたのですが、上手く羽を広げられずに死亡してしまいました。

コクワガタの羽化不全

原因として、蛹室の高さが足りなかった為にアゴが引っかかり、身動きが取れなくなってそのまま羽を伸ばせずに死亡したのではないかと考えています。
ここまで酷い羽化不全だと、どうすることもできないのが現状です。

以前はヒラタクワガタを累代飼育していましたが、やはりオスの羽化不全の方が多く、メスの羽化不全はあまり経験がありません。色々な原因があるとは思いますが、立派なアゴのせいで身動きが取れなくなって羽化に失敗してしまうというのも原因の一つとしてあると思います。

ということで、立派なアゴをお持ちのノコギリクワガタ♂2匹の蛹室が微妙だったため、人工蛹室を作って移し変えました。
1つはティッシュペーパーだけで、もう1つはトイレットペーパーの芯を使って作ってみました。

トイレットペーパーの芯を半分に
トイレットペーパーの芯を半分に
適当な長さに切り取り小瓶の中へ
適当な長さに切り取り小瓶の中へ
今にも羽化しそうなノコギリクワガタの蛹
ティッシュペーパーで覆って人工蛹室に
ティッシュペーパーのみで作製した人工蛹室
こちらはティッシュペーパーのみで作製


トイレットペーパーの芯より、ラップの芯の方が頑丈でイイかもしれませんね。ある程度の湿度を保つ為、ティッシュを湿らせていますが、芯までフニャフニャに・・・
蛹を人工蛹室へ移し替える時は細心の注意を払いましょう。どこかにぶつけてしまい蛹が傷ついたらアウトだと思ってください。
また、蛹に成り立てで半透明色をしている時の移し替えは避けましょう。傷ついてしまう可能性大です。
それなら前蛹(蛹になる前。幼虫の口・足が蛹室の中で動かなくなる状態)で移し替える方が安全だと思います。

今年羽化するクワガタ達はこの2匹で最後でしょうか。
1匹は爪をピクピク動かし、今にも羽化しそうな感じです。もう1匹はあと1週間ほど掛かりそうですね。

全部でコクワガタ♀1ノコギリクワガタ♂3♀5となります。
やたらとデカいノコギリクワガタの♀が1匹います。何ミリあるか楽しみです。
オオクワガタの産卵セットもそろそろ・・・ミヤマクワガタの幼虫のマットも用意ないと・・・

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