国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2014年2月27日
国産クワガタ飼育日記 2014/2/27 スタイロフォーム人工蛹室で試行錯誤
こんにちは。先週あたりから温室の温度を少しずつ上げ、現在温室内は21℃~23℃前後。
前回の日記更新後、さらに2匹のヒラタ♀幼虫が蛹化。国産クワガタ飼育日記2014/2/9でエサ交換した幼虫も蛹室を作り始め、数日前からノコギリ♀幼虫も蛹室を作り始めた様子。
これで現在飼育しているヒラタ幼虫・ノコギリ幼虫達は全員蛹化準備に入ってくれたようです。
2/22に蛹化中の蛹がいたので何枚か撮影。
今回はメスの蛹ですが、オスの蛹化も結構面白いです。
まるで風船が膨らむようにアゴが伸びていきます。
強い振動は厳禁なので、運良く観察できたら安静に見守りましょう。
そして、以前蛹化したヒラタ♀の蛹室の壁にキノコの菌らしきものが増殖していたので、人工蛹室に移し替える事に。
ティッシュで作製した人工蛹室に入れていましたが、寝返りでお尻の部分が引っかかりティッシュが大きくめくれてしまったので、新しい人工蛹室を作り試行錯誤する事にしました。
ティッシュの人工蛹室では結構良くある事で、お尻の周りをある程度頑丈に作ればこのままでも良いのですが色々試してみることにします。
今回準備したのは、適当な容器(フタ付き)・スタイロフォーム・トイレットペーパー。
100均のスポンジやティッシュなど色々試していますが、スタイロフォームの人工蛹室が個人的にはお気に入りです。家に余っていたので有効活用していきましょう。
前にもスタイロフォームで人工蛹室は作っていますが、今回は湿らせたティッシュや新聞紙でカバーするのではなくトイレットペーパーを使用してみます。
この状態から、湿らせたティッシュペーパーや新聞紙でカバーするのもアリです。
その場合は、お尻の接する面はある程度頑丈に押し固めておきましょう。再利用も可能です。
こんな感じでどうでしょう。
ティッシュペーパーより繊維同士が繋がっていないので、寝返りを打ってもめくれる部分が少なくて済むのではないかと思い試してみました。かなり水分を含むので押し固めた後、上からティッシュなどを押し付け余分な水分を取ります。
あとはフタをして空気穴を開けて保管。湿度が足りない場合は、壁に沿って水を染込ませたり、容器底に湿らせたティッシュなどを置いて湿度調整します。
結構面倒ですが、色々試してみるのも楽しいですよ。
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