オオクワガタ|ヒラタクワガタ|ノコギリクワガタ|ミヤマクワガタ|コクワガタ
国産クワガタの種類 ~ ヒラタクワガタ ~
平均サイズ オス 約30mm~70mm前後 メス 約25mm~40mm前後
性格 荒い アゴの強さ ★★★★~★★★★★ 強い~非常に強い
寿命 約2年~3年 産卵方法 材産み・マット産み
成熟期間 羽化から約3ヶ月~半年
湿度の多い場所を好み暖かい地域に多く見られ、
川の側のクヌギやアキニレで良く見かけるヒラタクワガタ。 穴の中を好むので、洞がある木を中心に探しましょう。
メスは特にオオクワガタやコクワガタと間違えやすいですが、しっかり見分けましょう。
ヒラタクワガタで注意する点は、なんと言ってもアゴの力が非常に強力な事。
しかも他の国産クワガタと違い、すぐには離してくれません。
挟まれると高確率で血が出るほどですので、小さいお子さんが飼育される場合は取り扱いには注意しましょう。
もし挟まれてしまったら・・・座布団など柔らかい素材めがけて思いっきり振り落としましょう。
経験上それが一番手っ取り早い対処法です。
固い床などに向けて振り落とすとクワガタが傷ついてしまう恐れがあるので、注意してください。
ヒラタクワガタは穴を好むので、飼育の際は穴の開いた流木や、隠れられる場所を作ってあげましょう。
気性も荒く、力も強いので単体飼育が無難です。
多頭飼育をすると、他のクワガタがバラバラにされてしまう可能性が高いので、1匹ずつ飼育してあげましょう。
メス殺しも有り得るので、ペアリングの時だけ1週間ほど一緒に飼育、もしくはハンドペアリングで交尾を確認できたらメスを離し、産卵セットに入れてあげましょう。
冬眠する種類ですので、寿命は2年~3年ほど。
産卵方法は材産み・マット産みのどちらにも産卵します。
個人的には材産みの傾向が強いように思います。
ヒラタクワガタ幼虫の飼育は、材飼育・マット飼育・菌糸ビン飼育どの飼育でも飼育可能です。
お金をかけたくない人はマット飼育がオススメ。それなりに大きなサイズを狙えます。
国産クワガタの中で私が一番好きな種類です。
ヒラタクワガタの見分け方
ヒラタクワガタのオスの体長は約30mm~70mm前後
ヒラタクワガタのオスの特徴は体の色・アゴの形。体は黒く光沢があり、アゴは付け根付近に大きめの突起が1箇所、そこからアゴの先端にかけて小さい突起が並びます。
小さなサイズになると、小さい突起が目立たなくなり、より光沢が増してピカピカしています。
オオクワガタ・コクワガタと見間違えるかもしれませんが、アゴの形・体の横幅などで見分けましょう。
ヒラタクワガタのメスの体長は約25mm~40mm前後
ヒラタクワガタのメスもオオクワガタ・コクワガタのメスと間違えやすいです。
メスの特徴として体は黒く光沢があり、前足が太く湾曲しています。
コクワガタの羽はあまり光沢がなくグレーに近い黒。慣れればパッと見て違いが分かるようになります。
良く間違えられるのが、ヒラタクワガタのメスとコクワガタ♀の違いでしょう。
ヒラタクワガタ♀・コクワガタ♀どちらか分からない時は、前足を比べてみましょう。
ヒラタクワガタのメスは前足が太く、湾曲してしっかりとしています。
一方コクワガタのメスはヒラタクワガタと違い、前足が細く、あまり湾曲していません。
また、オオクワガタのメスは点刻と呼ばれる点線のラインが羽に見られます。
ヒラタクワガタのメスは点刻が目立たないので見分けるのは比較的簡単です。
大きさにも差があるので、見分けるのは比較的簡単と言えるでしょう。
オオクワガタ|ヒラタクワガタ|ノコギリクワガタ|ミヤマクワガタ|コクワガタ
スポンサードリンク