オオクワガタヒラタクワガタノコギリクワガタミヤマクワガタコクワガタ

国産クワガタの種類 ~ ノコギリクワガタ ~

コクワガタ

平均サイズ オス 約40mm~70mm前後 メス 約25mm~40mm前後
性格 荒い  アゴの強さ  ★★★~★★★★ 普通~強い
寿命 約1年  産卵方法 材産み・マット産み
成熟期間  羽化から3ヶ月~1年(羽化した時期により翌年の夏ごろまで蛹室で越冬・休眠)

湾曲した格好いいアゴを持った国産クワガタのノコギリクワガタ。
比較的多く見られる国産クワガタで良く飛ぶ為、樹液採集灯火採集ともに採集しやすい種類です。
性格は荒く、立ち上がって威嚇する姿はなかなかの迫力があります。
体長に比例して、小歯・中歯・大歯(呼び名は色々)と3種類の型があり、特に小歯型は他の2種とは大分違うので、初めて見る方はノコギリクワガタと思わない人もいるでしょう。
飼育ケースが少ない時に多頭飼育をしていましたが、ケンカによる事故死は無かったです。
数頭であれば多頭飼育でも飼育可能かと。

冬眠できない種類となるので、寿命は一夏~1年ほど。ただし、夏の終わり頃に羽化した場合、蛹室の中で休眠して冬を越し、翌年の夏ごろに活動を開始します
産卵方法は、材産み・マット産みのどちらにも産卵します。
幼虫の飼育は個人的にはマット飼育で育てた方が無難だと思います。
幼虫の飼育には目の細かいマットを使用し、水分量はやや多めがいい感じです。
比較的大きな蛹室(蛹になる為の部屋)を作るので、余裕を持って大きめの容器を使いましょう。

ノコギリクワガタの見分け方

ノコギリクワガタのオスの体長は約40mm~70mm前後
ノコギリクワガタのオスの特徴はアゴの形と体の色。
名前の通り、アゴにはギザギザしたノコギリのような大小複数の突起があり、牛の角のように湾曲しています。 体の色は赤味を帯びたものが多く見られ、比較的見分けやすい種類でしょう。
ただし、小歯型に関しては、アゴはあまり湾曲せず、小さいギザギザな突起が並ぶ型になります。これもノコギリクワガタですので、間違わないように注意しましょう。

ノコギリクワガタ大歯型
ノコギリクワガタの大歯型
ノコギリクワガタ中歯型
ノコギリクワガタの中歯型
ノコギリクワガタ小歯型
ノコギリクワガタの小歯型
ノコギリクワガタ小歯・中歯・大歯
ノコギリクワガタ小歯・中歯・大歯


ノコギリクワガタのメスの体長は約25mm~40mm前後
ノコギリクワガタのメスの見分け方として、体の色、形の違いなどが挙げられます。
体の色はノコギリクワガタのオス同様、赤味を帯びているものが多く、全体の形がタマゴ形で丸みがあります。

ノコギリクワガタのメス、全体的に見て楕円形
ノコギリクワガタのメス
横から見たノコギリクワガタのメス
横から見ても丸みがある


また、横から見ても他の国産クワガタと比べ丸みがあり、コロコロしている感じです。
ミヤマクワガタのメスも横から見ると丸みがありますが、アゴの形や色・足の付け根に特徴があるので間違える事はないでしょう。

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