オオクワガタヒラタクワガタノコギリクワガタミヤマクワガタコクワガタ

国産クワガタの種類 ~ ミヤマクワガタ ~

ミヤマクワガタ

平均サイズ オス 約40mm~75mm前後 メス 約25mm~40mm前後
性格 荒い  アゴの強さ  ★★★~★★★★ 普通~強い
寿命 約1年  産卵方法 マット産み
成熟期間  羽化から約1年(羽化後、蛹室で越冬・休眠)

標高の高い場所に多く見られる国産クワガタのミヤマクワガタ。
地域によってはミヤマクワガタがなかなか見つからないという事もあるでしょう。
ミヤマクワガタを探す場合は、まず近場にある高い山を見つけましょう。
標高の高い山を探す場合、googleMAPなどでお住まいの地域を表示させ、名前の付いている山を探します。その山をgoogleやyahooで検索して、 wikiなどで標高を調べます。
できれば標高300m以上。理想は標高1000m以上)。
ミヤマクワガタは良く飛ぶので、その山周辺の外灯やコンビニを探し、灯火採集で狙う方法があります。
また、昼間でも活発に活動するため、その山の近くで樹液採集でもいいかもしれませんね。

特徴的なアゴや頭、さらに細かい毛、足の付け根の色など、他の国産クワガタと見間違える事はないでしょう。気性は荒く、誰にでもケンカを売るという印象が強いです。
高温に弱いため、成虫・幼虫ともに温度管理が若干必要
できれば25℃前後で管理。また、産卵の際は25℃以下でしか産卵しないと言われています。

ミヤマクワガタのオスはマットに潜るのが苦手な為、枯葉や産卵木の皮などをマットの上に置き、隠れられる場所を作ってあげると良いでしょう。
気性の荒さからメスを殺してしまうこともあるので、ペアリングの際は隣にメスを置いてみて、ケンカしないようなら同居をさせてペアリングさせるようにしましょう。交尾を確認できたらメスを離し、産卵セットへ入れるとある程度事故死を防ぐ事もできます。成虫の多頭飼育もなるべく避けたほうがいいかもしれません。

冬眠できない種類となるので、寿命は一夏~1年ほど。
タマゴはほとんどマットに産み付けられる為、マット飼育が無難でしょう。
幼虫の飼育はカブトムシの幼虫飼育用マットや、目の細かいマットを使いましょう。
幼虫期間も他の国産クワガタと比べて長く2~3年かかる場合があり、さらに羽化後約1年の間、蛹室で越冬・休眠すると言われます
国産クワガタの中で飼育難易度は難しい部類です。

ミヤマクワガタの見分け方

ミヤマクワガタのオスの体長は約40mm~75mm前後
ミヤマクワガタのオスは特徴が多くある為、他の国産クワガタとの見分け方は簡単です。
地域の違いにより、アゴの形がエゾ型・ヤマ型・サト型の3種類ありますが、アゴの突起の長さなどが違う程度で全体的な特徴は変わりません。 アゴ、頭の形、細かい体毛で黄色っぽく見え、足の付け根の色が黄色っぽい事。70mm越えのミヤマクワガタは迫力満点です。

70mm越えのミヤマクワガタ
70mm越えのミヤマクワガタ
小さいサイズのミヤマクワガタ
40mm弱のミヤマクワガタ


ミヤマクワガタのメスの体長は約25mm~40mm前後
ミヤマクワガタのメスの見分け方は他の国産クワガタと比べてアゴが太い事。またオスの特徴と同じく、胸や腹部分に毛が生えており、足の付け根も黄色っぽい事です。

ミヤマクワガタのメス、アゴが他の国産クワガタに比べ太い
ミヤマクワガタ♀。アゴがしっかり
ミヤマクワガタのメスのお腹と胸。腹の毛と足の付け根の色が特徴
ひっくり返すと一目瞭然


全体の形も他の国産クワガタと若干違う感じ。分かりにくい場合でもひっくり返して、胸や腹、足の付け根を見ればすぐに見分ける事ができるでしょう。

オオクワガタヒラタクワガタノコギリクワガタミヤマクワガタコクワガタ

スポンサードリンク


国産クワガタの種類へ国産クワガタが好き!トップページへ