クワガタの飼育方法(ダニ・小バエ対策)
ダニ対策
クワガタ成虫の管理と同時に、クワガタを飼育していると必ずと言っていいほど問題になるのがダニです。成虫を飼育するときは、エサやりのついでにダニが増殖していないかチェックしましょう。
クワガタの足の付け根や節々に白い粉のようなものが集まって付いていたらダニの可能性大です。
クワガタには直接影響はないといわれる事が多いですが、室内で飼っているとやっぱり気になります。
ダニを完全に駆除することはほぼ不可能だと思います。いかに増殖させないかが重要になってきます。増殖させないにはどうするか・・・
・必要以上に加湿しない
大体のダニは湿度が高いと爆発的に増殖します。昨日は大丈夫だったのに今日見てみるとダニが・・・ということもあります。 加湿はほどほどにしましょう。
・エサを長時間放置しない
これは小バエ対策にもいえる事です。不衛生になるとダニ・小バエが発生してしまいます。エサの量もクワガタの数に合わせて調整するといいでしょう。
・野生種を飼育ケースに入れる前に歯ブラシで水洗い
外で採集したクワガタにはダニが付いていることがほとんどです。ぱっと見て付いてなさそうに見えても、一応は歯ブラシで軽くクワガタを水洗いしてあげてから飼育ケースに入れるようにしましょう。
それでもダニが増殖してしまった場合はどうするか。
簡単な方法としてダニの発生した飼育マット・のぼり木・エサ皿・飼育ケースを全て天日干しするか、熱湯で洗って飼育ケース内をリセットします。飼育マットの天日干しが面倒という人は飼育マットを新しいものに交換し、飼育ケース・エサ皿・のぼり木を熱湯消毒でもいいでしょう。
また、クワガタを歯ブラシで軽く水洗いします。(歯ブラシで軽く擦ってダニが取れるようなら水は不要)
国産クワガタ飼育日記2013/9/15でダニ対策をしていますので参考程度にどうぞ。
それでもダニが増殖してしまう場合は、ダニ防止用のマットを使用したり、針葉樹の飼育マットを使用。クワガタ飼育用のダニ除去剤を使うなどの方法があります。
私の場合は天日干しで大体増殖は防げています。
小バエ(コバエ)対策
ダニと同様に、クワガタ飼育の問題となるのが小バエの発生です。
小バエはダニに比べ対策をしっかりすると発生を防げますので、家の中で小バエが飛びまくってイライラしたくない人は対策をしておきましょう。
一番重要なことは飼育ケース内に小バエを進入させない事です。
ホームセンターで市販されている飼育ケースのほとんどは、小バエが簡単に進入できる空気穴が空いています。
一度そこから進入されてしまうと小バエの思うツボ。
飼育ケース内に卵を産みつけガンガン増殖します。
市販の飼育ケースのフタの間にビニール袋を挟み、そこに小バエが進入できない程度の空気穴を開けたり、新聞紙をフタの間に挟む事で進入は防げると思います。
新聞紙の場合は通気性があるので穴を開けなくてもOKです。
見た目が悪いのが欠点ですね。
またコバエシャッターといわれる専用のフタ付きの飼育ケースも市販されいますので、面倒な方は購入するといいでしょう。
また、使いかけの飼育マットを袋のまま放置すると、そこから小バエが大量発生する事があります。使用した飼育マットは、しっかりと口を締めて保管するか、使い切りましょう。
進入を許してしまい、小バエが増殖してしまった場合はどうするか。
こういう場合は、他の飼育ケースに小バエが進入しないよう上記の対策を取った後、増殖してしまった飼育ケース内をダニ対策同様にリセット(熱湯消毒)しましょう。
でしょう。
この時、小バエの成虫が家の中に出ないよう屋外で作業しましょう。
また、家の中にも小バエの成虫が飛んでいると思います。小バエ取り用の市販されている道具で除去しましょう。成虫を除去しない限り、ケース内に進入を許してしまうとイタチゴッコになってしまいます。
クワガタの飼育道具を揃える >> 飼育道具をセット >> 管理の仕方 >> ダニ・小バエ対策
スポンサードリンク
ネットで購入できるクワガタ関連商品
幼虫には使用できないので注意が必要です。
国産クワガタの飼育方法一覧へ|国産クワガタが好き!トップページへ