国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2012年7月18日

国産クワガタ飼育日記 2012/7/18 菌糸ブロックから菌糸ビンを作る

梅雨が明け、セミも鳴き始め、気温も恐ろしく暑くなってきましたね。
今回は、アマゾンで注文した菌糸ビンと菌糸ブロックが届いたので、菌糸ブロックから菌糸ビンを作製していきます。
今回注文したのはドルクスオーナーズショップの
菌糸ボトルYSO-PP1100mlオオヒラタケ(クヌギ100%・二次発菌)5本セット×2
菌糸ブロックYSO-3500ccオオヒラタケ(クヌギ100%)1ブロック

このメーカーを選んだ理由は特にないです。どの菌糸ビンでもそれなりに大きくなるようなので、お手ごろ価格で、高温に強いと言われるオオヒラタケ菌の菌糸を選んでみました。

菌糸ビンの方はひっくり返して2~3日ガス抜きをした後、使用していきます。
菌糸ブロックの方は一度ブロックを崩して、容器に移し替え、菌を培養させる必要があります。
完成済みの菌糸ビンより手間は掛かりますが、容器がある場合は菌糸ブロックの方が安上がりですので、チャレンジしてみましょう。容器は以前近くの100円ショップで購入したものを使用しています。

100円ショップで購入したビン
いつもこのビンで1~2齢幼虫まで使用
袋に入った菌糸ブロック
これが菌糸ブロック


一応雑菌の侵入を防ぐため、手袋を着用して作業していきます。アルコール消毒まではしなくても大丈夫。だと思います。菌糸ブロックの白い部分をナイフで削げ落としてから、菌糸ブロックをほぐして容器に詰めていきましょう。

雑菌の侵入を防ぐ為、一応ゴム手袋着用
一応ゴム手袋着用
菌糸ブロックの白い部分をナイフで落としていきます
白い部分をナイフで削っていきます
大体削り終わり
大体削り終わりました
菌糸ブロックを崩してバケツの中へ
菌糸ブロックを崩してバケツに
しっかりと菌糸ブロックをほぐします
しっかりとほぐします
ほぐしたら容器へ詰めていきます
ほぐせたら容器に詰めていきます


ほぐした後に、添加剤を入れて栄養を補う方もおられるみたいですが、失敗が怖いので今回はなにも添加していません。詰め方はマット飼育のマットを詰めるやり方とほぼ一緒です。
あまり固めにつめると上手く菌が回らない事があるそうなので気持ち緩めに詰めています。

中央に穴を高さの半分くらいまで開けます
マット中央に穴を開けます
フタに空気穴を開けます
ビニールのフタにも空気穴を


菌が増えるには酸素が必要です。酸素が入りやすくするため、マットの中央に穴を開けておきます。
これで菌糸が増えるまで放置します。大体1週間くらい??
気温が高すぎると雑菌が増えて劣化が早くなってしまうので、自作保温室に凍らせたペットボトルを入れ、25℃以下に抑えて放置しましょう。

保温室で管理

菌糸ビンが完成した頃に、残りの産卵木を割り出して行きます。今回成虫になったノコギリクワガタ達も動き始めたので、そろそろ割り出しを行ってもいいかもしれませんね。

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ネットで購入できるクワガタ関連商品


YSOシリーズの1100ml菌糸ボトル。
大型のメスや・オオクワガタ以外のオスなどに。 ガス抜きをすればすぐに使用可能。菌糸の回りが甘い場合は1週間ほど寝かせましょう
YSOオオヒラタケ菌糸ブロック。自分で容器を用意できる場合には菌糸ブロックから菌糸ビンを作製する方が安くつきます。かなり安い部類。実際の使用でオオクワ70mm前後。

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