国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2013年1月16日

国産クワガタ飼育日記 2013/1/16 オオクワガタ♂逝く・・・標本へ

おはようございます。昨日成虫達の様子を見てみた所、非常に残念な事にオオクワガタのオスが力尽きていました・・・早すぎる・・・うう・・・

死亡したオオクワガタのオス
この状態で死亡・・・

画像を見ていただくと分かると思いますが、恐らく冬眠前に十分にエサを食べれなかった為、死亡した可能性があります。考えてみると、この個体は非常に臆病で様子を見るとすぐに洞に隠れてしまうような感じでした。
私が目の前にいるときはエサを食べず、暗くしているとたまに出てきてはエサを少しだけ食べ、すぐに洞に戻るという繰り返し。エサを置いて放置していても、あまりエサが減っていなかった印象を受けます。メスの方はガツガツ食べていたんですけどねぇ・・・

もう一つ考えられる可能性としては、室内飼いの為、ある程度の気温で活動を再開してしまい、エネルギーを消耗しての死亡
同じ場所に保管している他の国産クワガタ達は外に出てきている様子はありませんでしたが、お腹が空きすぎて、さらに少しだけ暖かかった為、この個体だけ力を振り絞ってエサを探しに出てきたという可能性も・・・どちらにせよ、非常に残酷な殺し方をしてしまいました・・・ごめんよ・・・
室内で冬眠・保管する場合は、少しでもエサを置いておいた方がいいかもしれませんね・・・いつもは少し加湿するくらいで問題ありませんでしたが・・・。

目の変色具合と体の固まり具合を見ると、死後1週間前後といった所でしょうか。
オオクワガタはこの個体1匹しかいないので、標本にする事に・・・
関節が固まってしまっているので、お湯につけて柔らかくする必要があります

お湯にしばらくつけて関節を柔らかくする
とりあえず20~30分ほどお湯へ
関節を動かしていきます
関節を柔らかくする


関節を曲げる作業は、足の稼動範囲を理解せずに力任せにすると、ポッキリいってしまう可能性もあるので慎重に行います。

前回の標本作り同様にマチ針で展足
前回の標本作り同様にマチ針で展足
展足後、横から
横から見ても格好良く


後はしばらく乾燥させれば完成となります。メスはまだ生存している様子なので、種が残っていれば今年も幼虫を産ませる事は可能だとは思いますが・・・せめて3年くらいは飼育してあげたかったです。

死亡したオオクワガタのオス
今まで作製した標本達

左からオオクワガタ♂57mm・ミヤマクワガタ♂70mm・ノコギリクワガタ♂55mm・ヒラタクワガタ♂55mm
だった気がします。ミヤマクワガタの存在感がすごいですね・・・
そろそろ虫針と標本を保管するケースを購入して、しっかり保管しなければいけません。

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