菌糸ビン飼育

クヌギやコナラなどの広葉樹の粉末マットにヒラタケ・カワラタケなどのキノコの菌糸を培養し、栄養を吸収させやすくして幼虫を育てる方法です。オオクワガタブームで「1mm違うと数万円違ってくる」と言っていた時代に、大型個体を量産したということで一躍有名になりましたね。
それ以降、オオクワガタ=菌糸ビン飼育というイメージが私の中にはあります。
飼育方法はマット飼育と似ています。短期間で比較的大型個体を育てられるというのが大きなメリットでしょう。

また、菌糸ビン飼育で重要なポイントとなるのが温度管理になります。
その為、温室飼育での飼育が主流となっています。 どのサイトでも菌糸ビン飼育の際の温度管理について書かれていることが多いですね。
温度管理しなくても飼育は可能ですが、その分不都合なことが出てきます。
ある程度の温度管理をしないとキノコの発生、菌糸の劣化、雑菌増殖などが原因で幼虫が死んでしまう可能性も高いです。
値段も他の飼育方法より割高となる為、結果的に人気のあるオオクワガタを育てるときに良く使われます。温度管理もしっかりするとなると、保温室・保冷室の設備も必要となってくるでしょう。

まずは菌糸ビン飼育とは、どういう飼育方法なのかもう少し詳しく理解していきましょう。

メリット ・比較的大型個体を短期間で育てられる。
・透明な容器で飼育することで、成長過程が分かり易い
デメリット ・他の飼育に比べて高価格
・温度管理が難しく、幼虫の死亡率が他の飼育に比べて高い
・羽化の際に上手く羽化できない事がある
適応種 オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタなど

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