国産クワガタ飼育日記一覧 >> 2013年5月11日
国産クワガタ飼育日記 2013/5/11 ノコギリの蛹化不全・ミヤママット交換準備
こんばんわ。先日Twitterでもつぶやきましたが、2年1化のノコギリクワガタの蛹を露天掘りにて確認したところ、蛹化不全を起こしていました。
温室の温度を上げ始めた頃に暴れてしまい、空いていた菌糸ボトルにマットを詰め替え蛹化を確認。
菌糸ボトルが透明なものではないので、正確な蛹の姿を確認する事ができず、寝返りの仕方がおかしかったので露天にしてみた所こんな感じに・・・
これはチョット酷いですね。無事羽化するかも怪しい感じ。
まず、お尻をピクピク動かす程度で寝返りを打つことが不可能です。
目が形成される程度までは成長しているようですが・・・羽化寸前にうつ伏せへ誘導させるにしても、上手く蛹の皮を脱げるかどうかですね。
お尻の大きさに比べて、頭・胸の幅も狭いように感じます。
蛹化不全の原因ですが・・・。いびつな形の蛹室が原因でしょうか。ちょうど蛹室の曲がっている部分で蛹化した様子。
蛹の右側部分のゆがみが酷く、蛹室の壁のせいで上手く形が整わなかったという印象を受けます。
やはり蛹室の様子をしっかり観察できる透明の容器が良いですね。「状態を確認できる」というのは大きなメリットです。菌糸ボトルでもクリアボトルタイプが売られています。
とりあえず最後まで見守ろうと思います。
そして、ミヤマクワガタ幼虫のマット交換もそろそろ行おうかと思い、前回クワガタ採集ポイントを探しに行ったついでに、フジコンの直営店で発酵マットとタイペスト紙を購入しました。
今ある容器を少し加工してタイペスト紙を貼っていきましょう。
フタに穴を開け、目が細かく通気性のあるタイペスト紙を貼ることで、酸素の確保と雑菌の侵入防止を図ります。
フタを緩めに締めて酸素を確保するよりは、フタに大きな穴を開けてタイペスト紙を貼り、フタをしっかり締める方が雑菌の侵入はまだ防げるかと思います。
手持ちの容器を加工して貼っていきましょう。
ダイソーのガラス容器大好きなんです。
ミヤマ幼虫は4匹しか生き残っていないので今回は4個作製。
タイペスト紙の接着(シール)部分の長さが7mm前後。
直径42mmから両側の接着部分14mmを差し引いて円を描いていきます。
直径28mmの円を描けば丁度ですが、貼り付けた時の失敗が怖いので直径約26mmの円を描きました。
これで少しは酸素の確保も楽になるでしょうか。
容器本体とフタの接触部分にも隙間がある可能性があるので、フタの内側に中敷としてキッチンペーパーなんかを挟むといいかも知れませんね。加工するときは手を切らないよう十分注意しましょう。
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今回使用したタイペスト紙。完成済みの菌糸ボトルも大体加工済みなので、容器だけ使いまわしても良いでしょう。 透明なクリアボトルがオススメ